03.8.5

■■■ 福 祉 社 会 学 会 Newsletter No.1 ■■■
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws

INDEX

■大会関係
【第1回大会】 第1回大会が去る03年6月28日(金),29日(土)に立教大学で,盛況のうちに開催されました.
【総会関連】 総会にて,会則,役員選出規定,予算案,活動方針案などが承認されました.会長には副田義也会員が選出されました.
【第2回大会】 第2回大会については,04年春に東京大学にて開催される予定です.
■『福祉社会学研究』
【原稿募集】創刊号の原稿を募集しています.締切は9月30日です.
■委員会報告
【編集委員会報告】
■研究会情報
【北星学園大学社会福祉夏季セミナー】


■大会関係

【第1回大会】
福祉社会学会の第1回大会が去る03年6月28日(金),29日(土)に立教大学にて,盛況のうちに開催されました.大会参加者は211名(会員163名,非会員48名)でした.
▼ 大会プログラム http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/taikai.html
当日参加者に配布された報告予稿集のPDF版は近日中に学会サイトにアップロードされますので,欠席者はこれをご利用ください.

【総会・理事会】
初日は午前中に理事会が開催され,総会に提案する会則,役員選出規定など,事務局提案の諸規定案が,一部修正のうえ,決定されました.これを受けて,午後に総会が開催されました.総会では,坂田周一会員(立教大学)を議長に選出ののち,理事会から,諸規定案,役員人事案,03年度活動方針案,03年度予算案などが提案され,原案どおり承認されました.なお総会において決まった規定類は,学会サイトでみることができます.
▼ 会則及び諸規定 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/kitei.html
▼ 活動方針 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/kitei.html
▼03年度予算は以下のとおりです.
《収入の部》
項目          予算額
会費収入         \1,400,000
大会参加費         \200,000
その他収入            \0
前年度繰越金           \0
収入合計         \1,600,000
《支出の部》
項目          予算額
大会開催費         \280,000
学会誌発行費        \748,000
研究活動費         \100,000
研究委員会活動費      \100,000
事務局経費         \370,000
予備費           \102,000
支出合計         \1,600,000
▼理事会・総会で選出・承認された役員は以下のとおりです.
《会長》副田義也
《副会長》今期は置かず,庶務理事が職務を代行する
《理事》市野川容孝(東京大)小川全夫(九州大)木下康仁(立教大)小林良二(東京都立大)下夷美幸(法政大)庄司洋子(立教大)杉岡直人(北星学園大)杉野昭博(関西大)副田義也(金城学院大)高野和良(山口県立大)武川正吾(東京大)立岩真也(立命館大)直井道子(東京学芸大)西下彰俊(金城学院大)野口裕二(東京学芸大)平岡公一(お茶の水女子大)藤崎宏子(お茶の水女子大)藤村正之(上智大)牧里毎治(関西学院大)牧園清子(松山大)松原一郎(関西大)松村直道(茨城大)三重野卓(山梨大)要田洋江(大阪市立大)
《幹事会を構成する理事》小川全夫,庄司洋子,杉岡直人,杉野昭博,武川正吾,直井道子,平岡公一,三重野卓
《担当理事》 研究担当:直井道子,編集担当:三重野卓,庶務担当:武川正吾
《研究委員会》 直井道子(委員長),木下康仁,鎮目真人,下夷美幸,庄司洋子,杉岡直人,杉野昭博,藤村正之
《編集委員会》三重野卓(委員長),藤崎宏子(副委員長),平岡公一,牧里毎治,松村直道,要田洋江,白波瀬佐和子,山田昌弘
《事務局》武川正吾(事務局長),井口高志,菊地英明,竹中理香,冨江直子

【第2回大会】
第2回大会については,04年春に東京大学にて開催される予定です.現在,会場として利用可能な日程を調整中です.


■『福祉社会学研究』

【原稿募集】
『福祉社会学研究』創刊号(2004年3月末刊行予定)の自由投稿論文を下記 の要領で募集しています.同誌の編集規程,投稿規程,執筆要項は,福祉社会学会の公式サイトをご覧ください.
1.論文の種類,自由投稿論文
福祉社会学研究の学術論文とします.なお,投稿資格は,本会会員に限ります.
2.掲載の可否
レフェリーの査読結果に基づき,編集委員会が決定します.
3.締め切り
2003年9月30日(必着)
4.論文の分量
20,000字以内とします.
5.投稿規程,執筆要項
福祉社会学会の上記,公式サイトに掲載されています.論文の分量が超過するなど,執筆要項が守られていない場合には,投稿論文を受け付けない場合があります.
6.自由投稿論文提出先,問い合わせ先
投稿原稿の郵送先は,以下の通りです.
113-0033
東京都文京区本郷7−3−1
東京大学文学部社会学(武川)研究室気付
福祉社会学会事務局
問い合わせ先は,編集担当の三重野です.
メール・アドレス   mieno@mva.biglobe.ne.jp
ファックス   03−3420−2726
なお,添付ファイルでの原稿提出は,一切,認めておりません.

▼ 編集規程 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/henshukitei.html
▼ 執筆要領 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/shippitsuyoryo.html
▼ 投稿規程 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/tokokitei.html


編集委員会報告

以下の通り,第1回編集委員会を開催しました.
日時:6月29日(日) 12時30分〜1時20分
場所:立教大学12号館第1会議室
議題等:(1)編集委員の顔合わせ
(2)各種規程,執筆要項について
(3)自由投稿論文の募集などについて
(4)今後の委員会のあり方について
(5)その他
出席者:三重野,藤崎,平岡,牧里,松村,要田,白波瀬
検討結果は,以下の通りである.
(A)編集規程,投稿規程,執筆要項
・理事会,総会の決定を受けて,編集規程,投稿規程,執筆要項を確認した.
(B)『福祉社会学研究』の構成などについて
・創刊号は,記念論文,特集論文(特集2本,計6論文),自由投稿論文,その他から構成することとする.
・特集論文の分量は,創刊号に限り,12,000字とする.
・自由投稿論文の締め切りは,9月30日とする.
(C)学会誌の出版社選定
・出版社選定・検討委員会を編集委員会とは別に構成し,検討結果を理事会に報告する.構成は,次の通り.藤崎宏子(委員長),松村直道,白波佐和子,山田昌弘,武川正吾(庶務理事),三重野卓(編集理事)
・出版社選定の際のポイントは,定価,学会買取り部数,ページ数,原稿引渡しから出版までの期間の短さ,会員への郵送を引き受けてくれるか/否か,などとし,9月末までに出版社を決定する.
(D)自由投稿論文の審査方法
・自由投稿論文の審査方法については,審査方法検討委員会(編集委員会内部の委員会)で検討する.構成は,次の通り.平岡公一(委員長),牧里毎治,要田洋江
・審査のプロセスについては,編集規程とは別に少なくとも内規として作成することを検討する.
(三重野 卓)


北星学園大学社会福祉夏季セミナー 9月2,3日
http://www.hokusei.ac.jp/japanese/topics/20030714-01.htm

2003年度(第36回)の北星学園大学社会福祉夏季セミナーが以下のとおり開催されます.このセミナーは1968年度から,社会福祉現場に携わる方や一般市民の方々と積極的な交流を図り,福祉分野の理論と実践の統合について議論を深めることを目的として開催してきています.

会 期  9月2日(火)9:45〜17:00
9月3日(水)10:00〜12:30
会 場  北星学園大学内教室
テーマ  21世紀地域福祉の課題と展望―地域社会における新たな公共の創造をめざして―
概 要  日本社会のリストラクチャリング(再構築)が進んでいる.市町村を保険者とする介護保険制度は,急速に利用者の拡大をみており,介護保険財政を含めた見直しが避けられない.2005年には,保険料の徴収年齢の引き下げや支援費制度との統合の可能性も含めた本格的な検討も予想されている.この動きのなかで,一貫した展開を導く理念は,地域自立生活支援の推進であり,地域福祉サービスの供給の多様化やサービスの評価あるいは,利用者サイドに立つ契約的関係の視点である.行政サービスのより効果的効率的提供は,民間セクターのきめ細かな対応を取り入れると同時に,NPOなどの市民事業が新たな公共の担い手として登場することで,大きな前進を図ることが期待されている.地域住民の責務を問う今後の地域福祉推進の課題を具体的に掘り下げて議論する.

〔プログラム〕

●9月2日(火)

9:15 受 付
9:45 開会の挨拶,オリエンテーション
10:00 【基調講演 T】
『21世紀地域福祉の課題と展望』
野口 定久 氏(日本福祉大学大学院社会福祉学研究科長・日本地域福祉学会事務局長)
11:30 昼食・昼休み
13:30 【基調講演 U】
『住民主体の地域福祉とは何か』
山本 主税 氏(長崎国際大学人間社会学部教授)
14:00 【シンポジウム】
『地域社会における新たな公共の創造をめざして−住民主体と地域自立生活支援
コーディネーター(1):杉岡 直人 氏(北星学園大学教授)
コーディネーター(2):砂子田 篤 氏(北星学園大学教授)
助言者:野口 定久 氏
助言者:山本 主税 氏
発題1『地域福祉サービスの担い手としての福祉NPO』
発題者:清野 光彦 氏(NPO法人地域福祉支援センター小さな手理事長)
発題2『社会福祉施設の地域福祉戦略』
発題者:三瓶 徹 氏(北広島リハビリテーションセンター特養部四恩園施設長)
発題3『分権時代の行政運営―サービスのアウトソーシング』
発題者:高倉 淳 氏(栗山町助役)
発題4『地域福祉時代の社協活動』
発題者:中野 孝士 氏(釧路市社会福祉協議会事務局長)

●9月3日(水)

9:30 受 付
10:00 参加型分科会(話題提供と討論)
共通論題「地域福祉実践の現状と問題点」
第1分科会「介護保険制度の総括と見直し」
第2分科会「支援費制度の現状と問題点」
第3分科会「福祉サービス評価と苦情解決」
第4分科会「地域福祉計画の現状と問題点」
第5分科会「子育て支援の現状」
12:30 終 了

〔定員等〕
・定員:150名(定員に達し次第締め切ります)
・受講資格:社会福祉に関心を持ち,期間中受講できる方.
・受講料:3,000円

〔申し込み方法等〕
所定の申込書に必要事項をご記入いただき,50円切手を貼付のうえ大学宛にお送りください.受講料は,開催要項に折込の本学所定振込用紙を使用して,金融機関で電信扱いにてお振込ください.なお,振込手数料はご負担願います(金融機関の収納印をもって領収書に代えますので,振込金受取書は大切に保管してください).なお,大学学務課窓口でも直接申し込むことができます.開催要項(申込書)ご希望の方は,お電話か電子メールにて,北星学園大学学務課社会福祉夏季セミナー係までご連絡ください.

・申込締切:8月21日(木)必着(申込書及び受講料入金)

【開催要項(申込書)のご請求及びお問い合わせ】
〒004-8631 札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号
北星学園大学学務課社会福祉夏季セミナー係(第1研究棟1階)
011-891-2731(内線528)

【発行・編集】
福祉社会学会事務局